税務監査と会計監査のキソ

税務監査と会計監査についてご紹介してきていますが、今回は税務監査と会計監査のおさらいとして税務監査と会計監査の違いをクローズアップしてみましょう。

まず、税務監査は、税務署が行う「税務調査」とは違って、法人や企業などが自発的に公認会計士や税理士に依頼して、税務調査さながらのチェック(監査)をしてもらうことによって、自社の税務処理が正しく行われているかどうかを調べてもらうことです。

一方、会計監査は、会社の財務状態が計算書類の記載内容に適正に表示されているかどうかを確かめる監査のことで、公認会計士か監査法人によって行われる監査と、社内の監査役によって会社内部で行われる監査とがあります。

会社内部で行われる会計監査は、社内の各部署において会計処理の不正が行われずに正しく処理されているかを調べるものなのに対して、公認会計士や監査法人などが行う会計監査は、株主となる第三者が、その会社の株や社債を購入する際に参考にする資料に客観的信用度を増すために「この会社の会計はこのようなものですよ」と外部の人間による参考資料となるものです。

基本的には会社内部の監査と、監査法人による外部の監査は似たような調査を行います。
しかし、会社内部の監査は、不正な会計処理を内部の人間がやっていないかどうかの調査に重きを置くのに対して、外部の会計監査は、社外のステークホルダー(利害関係者)に対して、法人の財務状況を正確に伝えることに重きが置かれます。

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