10月 22

税務監査は企業の税務処理が、きちんと行われているかどうか、不正が無いかどうかを第三者(顧問税理士や公認会計士)に監査してもらうことです。税務調査とは違って、税務上の不備や不正があった場合には自主的に改善を行っていくための自浄行為です。

不適切な税務処理が見つかった場合には、速やかに改善するという姿勢が求められます。このように税務監査は企業が自発的に行うことによって、社会的責任を果たしていくための条件といってもいいでしょう。もちろん費用対効果という観点から考えれば、税務監査そのものは利益を上げる行為ではなく、費用がかかるだけの無駄な行為と感じられるかもしれません。しかし、こうした自発的な監査は、必要経費だと考えて定期的に実施することを経営者自身が率先して示すことで、企業内の従業員全員に法令順守の思想を広める効果も期待できます。

どのようにオープンな企業であっても、組織運営上、程度の差こそあれ企業内だけに通じるローカルルールが必要となってきます。スムーズな組織運営という観点から、自然発生的に生じるのがローカルルールなのかもしれません。しかし、税務処理や会計処理については同様なローカルルールを適用して、社会的通念と乖離したままでいるのはリスクの観点からもおすすめできません。自発的な税務監査、会計監査を実施することで、適正な税務処理と会計処理を担保することが、結果的にはスムーズな組織運営、引いては事業展開をバックアップするものだという考え方を経営者が示す必要があるのではないでしょうか。

7月 23

税務監査と会計監査についてご紹介してきていますが、今回は税務監査と会計監査のおさらいとして税務監査と会計監査の違いをクローズアップしてみましょう。

まず、税務監査は、税務署が行う「税務調査」とは違って、法人や企業などが自発的に公認会計士や税理士に依頼して、税務調査さながらのチェック(監査)をしてもらうことによって、自社の税務処理が正しく行われているかどうかを調べてもらうことです。

一方、会計監査は、会社の財務状態が計算書類の記載内容に適正に表示されているかどうかを確かめる監査のことで、公認会計士か監査法人によって行われる監査と、社内の監査役によって会社内部で行われる監査とがあります。

会社内部で行われる会計監査は、社内の各部署において会計処理の不正が行われずに正しく処理されているかを調べるものなのに対して、公認会計士や監査法人などが行う会計監査は、株主となる第三者が、その会社の株や社債を購入する際に参考にする資料に客観的信用度を増すために「この会社の会計はこのようなものですよ」と外部の人間による参考資料となるものです。

基本的には会社内部の監査と、監査法人による外部の監査は似たような調査を行います。
しかし、会社内部の監査は、不正な会計処理を内部の人間がやっていないかどうかの調査に重きを置くのに対して、外部の会計監査は、社外のステークホルダー(利害関係者)に対して、法人の財務状況を正確に伝えることに重きが置かれます。

2月 17

「公認会計士」とは、会計の専門家で国家資格です。業務内容は監査、財務、経理、税務など多岐にわたり、最近では会計に関する助言、立案および経営戦略の提案などのコンサルティング業務も重要な業務となってきています。企業の財務諸表に関する適正性を証明する「監査業務」は公認会計士のみに付与された独占的業務です。

会計監査人というのは、公開会社、非公開会社とどちらにもかかわらず、大会社(資本金の額が5億円以上又は負債の額200億円以上である会社)での設置が義務付けられているので、それ以外の会社については、任意で設置できるそうです。この会計監査人になれるのは、公認会計士または監査法人であることです。また、会社や子会社の取締役・執行役・監査役・会計監査人などの役員との兼任はできません。監査法人が会計監査人に選任された場合は、監査法人は社員の中から会計監査人を選定し、会社に通知します。

会計監査人の業務内容は以下の通りです。会社計算書類およびその付属明細書等を監査して、株主総会で意見陳述すること。取締役や子会社に対して会計に関する報告を求めることができます、また取締役の不正等を監査役に報告することが業務となっております。会社に対する善管注意義務を負い、任務を怠った場合には株主代表訴訟の対象となり、会社に生じた損害を賠償する責任を負うことになります。このことから、会計監査人の役割は大変重要で重たい任務だといえます。

1月 20

税務監査と会計監査について調べていますが、そもそも「監査」とはどういう行為のことを言うのでしょうか。
ネットでイロイロと調べてみると、~「監査」とは、法令や各種規制、社内規程及びその他の通達などあらかじめ定められた遵守すべき規則や規範に照らし、実際の業務やその成果物がそれらに即しているかどうかを、客観的な第三者が監査対象に応じて適切な手法を用いて検証し、是正すべき点があればそれを指摘する業務のこと。「監督」とは異なり、監査には、その後の是正作業を指示・管理することは求められていない。~となっています。
つまり、第三者による法令や規則との照合作業ということが言えるかと思います。

ここでのキモは「第三者」ということで、最近の会社ぐるみや役所ぐるみでの不正などの調査で行われる自ら行う「内部調査」とは違うということです。組織内部の人間が行う内部調査では客観性に乏しく、対外的な信頼性を得ることが難しい。そこで、外部の専門家による「第三者」調査を行うことで、調査結果の信頼性を確保するという基本理念が、「監査」にはあるのです。

「税務監査」は、税務調査とは異なり、法人などが自発的に税理士などに依頼して税務調査さながらのチェックをしてもらうことによって、自社の税務管理が正しく行われているか調べてもらうことです。この税務監査によって、自社の税務処理が正しく行われていると判断されれば、その後の会計監査においても自社の税務処理の信頼性が増すことになります。

そして「会計監査」は、会社の財務状態が計算書類の記載内容に適正に表示されているかどうかを確かめる監査のことで、公認会計士か監査法人によって行われる監査と、監査役によって会社内部で行われる監査とがあります。

会社内部で行われる会計監査は社内において会計が不正が行われずに正しく処理されているかを調べるものなのに対して、公認会計士などが行う会計監査は、株などを購入する際に「この会社の会計はこのようなものですよ」と外部の人間による参考資料となるものです。

12月 22

今回は原点に戻って、税務処理の「会計監査」とはなんぞや?について簡単にまとめて見ていきましょう。
「会計監査」とは簡単にまとめると、財務諸表を利用する利害関係者(ステークホルダーとも呼ばれます)の為に、第三者が検査・評価を行い、意見を表明する事となります。

広義での「監査」と言うと、内部監査、業務監査など、会計以外全般にも関係してきますが、今回は公認会計士が行う法定監査を前提としてお話していきます。
「そう言えばうちの会社には決算時期になると公認会計士が監査をしに来てるらしい」と思い当たる方もいるかもしれません。ただし、公認会計士の来ない企業も多くあります。こういった違いは何からくるのでしょうか?

少々大雑把に申し上げますと、(1.)上場企業か(2.)資本金が5億以上または負債が200億以上の企業という、このいずれかを満たすと公認会計士が税務処理などの会計監査をしに来ることになります。
ちなみに、上場企業が受けるのは<証取法監査>で、資本金や負債の条件を満たす企業が受けるのは<商法監査>と言われています。

では一体「監査」とは具体的に何をする事なのでしょうか。
皆さんは「粉飾決算」「連結外し」「有価証券報告書偽造」などといったキーワードを目にした事はありませんか?
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【一般投資家】
これから株式投資をしたいんだけど、業績を判断するための財務諸表に嘘が書いてあったら、どこの企業が良いのか分からないよ・・・
【債権者】
この企業に融資をしてあげたいのはやまやまだけど、返済能力のある企業なのかどうかが判断できないなあ・・・
【株主】
なんだか配当が少ないみたいだけど、本当にこれしか儲かってなかったのかな。利益を過少に報告してるんじゃないか・・・
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こういった疑問は、そもそも会社の作成した「財務諸表」が100%信用出来ないということが原因となって発せられたものです。

それならば会計に詳しい第三者が税務処理など会計をチェックをすれば安心だ、という事で生まれたのが「監査」です。法的に「監査」をすることが許されているのが、公認会計士です。
日常に経理が処理している会計、税務処理を外部の専門化が監査することによってお墨付きを与えるという図式になります。

10月 22

あの会計監査のドラマ「監査法人」がBSハイビジョンで10月20日(月)~22日(水)までの間ですが、今夜も再放送されます。ワックワっク!
もちろんDVDに保存ですよ~
ただただブルーレイでは無いから、きれいな画質で残しておくことが出来ないんだよね~残念。
23時15分より2話連続放送なのですよ~。皆様お見逃しなく!

税務監査と監査法人つながりで、面白そうなマンガを発見した。
会計監査ものがあの塚本クンのドラマから気になりだして・・・
マンガ 監査法人アーサー・アンダーセン
ウィザードコミックスから発売の単行本ソフトカバー清水 昭男 著者のマンガだ。
今日古本屋で会計監査ものだ~♪と発見しましたよ。
読みはじめてみると、なかなか難しい所も時々あるんだけど
素人の私にも比較的読みやすく書かれていました。

名門会計事務所が抱えたジレンマ
ビッグ5と呼ばれたアメリカの大手会計事務所が舞台になっているマンガで、そのジレンマが引き起こした倒産劇とは――。会計監査からコンサルへ…名門企業、苦悩の末路。
作者がアメリカ育ちだからか、アメリカが舞台になってるんだけど、私は外国人の名前って覚えられないんだよね~。
メモを片手に読み進まないといけない状態です。
まだ途中までしか読んではいないんだけども、たぶん読み始めたら止まらないんだろうな~。
このマンガを読んで、会計監査や税務監査といった難しい税務の事も色々と勉強していきたいな~。
まず税務監査などに興味がある方は、こういった税務監査のマンガの世界から入っていくのもよしだと思うのです。
どうしても、税務と聞いたところで何のこと?って思ってしまいますが、税務監査と会計監査の事はやさしい漫画から入っていきましょう。